販売価格:5,300円(税込)
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本象牙や水牛などの角と共に、木製の印材としては古くから使われており、広く愛用されています。植物系の印材としてはもっとも繊維が緻密で、硬度も粘りもあって篆刻に適しております。平常の取り扱いさえ注意すれば、長く使える材質であります。多くの印章店では、東南アジア方面からの輸入されている柘が多く使われておりますが、当店では100% 国内産。その中でも高級とされる鹿児島産の薩摩本柘のみを使用しております。
実印におすすめ!
実は身近にある書体で、日本銀行発行のお札に捺されている印鑑の書体です。日本最古の印鑑と言われる国宝【漢委奴国王】の金印も篆書体で作られています。
印章用書体の中でも歴史ある文字で、現代文字とは違いやや形状が異なる場合もあります。
その形状から可読性が低く、偽造しにくい書体ですので個人、法人用共に「実印」にオススメの書体です。
女性に人気!
印鑑の枠を太く作成し強度の向上を図りつつ、篆書体をベースに細く仕上げる事により太枠と細文字のバランスが良く取れた書体です。
篆書体と比べると少し軽やかなイメージがあります。
女性の「実印」や「銀行印」に人気のあるオススメの書体です。
銀行印におすすめ!
篆書体をベースに中心から外に向かって力強い流れの線が特徴です。上下左右斜めと八方に末広がる事から【八方篆書】とも呼ばれます。
易学や風水で開運印相によく用いられる書体です。
篆書体をベースにしたことにより可読性が更に低くなっておりますので、「銀行印」にオススメです。
作り手の意匠が込められており、極々稀ですが役所で文字照会ができずに実印登録できない事があります。
万が一、実印登録できなかった場合は至急当店までご連絡下さい。
認め印におすすめ!
波打つ運筆で、横長の端正なバランスが特徴の書体です。
こちらも身近な書体で、お札の「日本銀行券」や「壱万円」なども隷書体で書かれております。
現代文字に見えても実は紀元前から続く歴史の古い書体で、文字によっては形状が異なる場合もあります。
可読性が高い書体ですので「認め印」にオススメです。
認め印におすすめ!
雅な味わいの墨溜りや欠け途切れが特徴です。日本漢字を基に進化した印章用の書体で、可読性が非常に高くて馴染みのある書体となっております。
「認め印」では、よく古印体を用いられます。
※画像はイメージです。原寸大ではございません。
薩摩本柘は適当に硬くねばりがあり、変形や割れを生じない、油によくなじむなど数々の優れた特徴をもっています。
その成長は遅く、挿し木から40年以上の年月を経て、直径15センチ 高さ3メートルの成木になります。現在、印材用の柘材としては地球上で唯一植林され、繰り返し生産されている貴重な資源となっております。
ご使用の度に柔らかい布などで、印面に残っている朱肉を軽くふき取る習慣をつけるのが、一番望ましい取り扱い方法です。特に柘(つげ)はとてもデリケートな商品です。押印のあと朱肉を拭き取る等こまめなお手入れが、印鑑を長持ちさせる秘訣です。