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印材について

象牙のはんこを見かけますけど輸入禁止だったのでは・・・?

象牙は高級印鑑材料や宝飾材料として密輸などが跡を絶たなかったため、1989年 から取引停止となっていました。が、その後ワシントン条約の委員会の判断によ り、2000年3月から日本のみに限り、象牙管理体制が整ったとして、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアの3カ国で保管されている象牙に限り輸出が一定期間 の間、再開されました。こ れにより、国内の印鑑店を含む全ての業者での象牙取引は厳密に管理されること となりました。 限定解除となった背景には、アフリカ現地では象は畑を荒らす害獣として捕らえられており、取引禁止により象の資源的価値が認められなくなり、却って安易な 処分をあおっている、という意見があった模様です。死んだ象から取られる象牙 という自然資産を使って、生きている象の保護を行おうという発想で、取引で発 生する資金の一部で基金を作り、アフリカ象全体の保護に使われます。
この象牙管理体制は経済産業省・環境省によりおこなわれており、象牙を販売するにあたって認可が必要となりました。もちろん当店の象牙は環境庁/通商産業 省の認可を受けたものであり、経済産業省・環境省の認定マークが付いてきます。

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